家族のカレンダーをオンラインカレンダー(Googleカレンダー)とEcho dot(Alexa)を使ってデジタル化した

2024年11月30日

仕事をやめて、個人事業主になってからというものの、家に妻が貼ったカレンダーと、自分の予定とのすり合わせがかなり面倒で、調整が大変だったのでデジタル化を試みました。
出先では家のカレンダーなど見ることもできないし、急にかかってきた電話との予定調整も、2階の自分の部屋からリビングまで移動するなどして、面倒だったので。

現状について

現状をまずまとめておこうと思います。

【妻】 壁掛けカレンダーに記載

  • 仕事
  • 幼稚園の行事
  • 小学校の行事
  • その他習い事など

【私】 ほとんどOutlook(MSアカウント)で管理

  • 仕事
  • 訪問先
  • 各プラットフォーム案件(手動で同期)

自分の仕事プラットフォームだけの管理でも面倒に感じていて、いつか手を入れなければと思っていたところ、妻からカレンダーの管理したいよねという相談が。アナログ人間の妻からこの話が来たときは追い風だと思いました。

使えるモノたち

いま我が家で追加投資なく使える、カレンダー管理のフロントエンドとなりそうなものは以下のとおりです。

  • Echo Show 5
  • Echo Dot
  • Outlook
  • Googleカレンダー

なんとなく仕事とプライベートはプラットフォームを分けたいので、Googleカレンダーは完全個人のものにしておきたいなと思っています。家族に知られたくない予定とかをふと入れてしまって、いらぬ心配などをさせてしまってもいけません(笑)
分けることも可能なのはわかるのですが、UIが変わることで脳の切り替えスイッチをしっかりさせることができます。

間違い防止やは、間違えても大丈夫なセーフティネットは、しっかり用意しておきたいものです。

しかしその望みは絶たれました。Microsoft Family Safetyで作られたグループのカレンダーが、Alexaアプリからは認識でなかったからです。なので、ファミリーカレンダーとして認識できるGoogleファミリーのカレンダーを連携させることにしました。

全然余談ですが、最近生成AIと会話していて、面白いなと思ったのが「人間はうっかり間違える前提」で確認を促してくることがあります。たしかにその可能性は職業柄、排除したくないですが、私自身、相手にそれを直接伝えるのは人間として嫌われることもあるだろうと考えているため、生成AIって、エンジニアっぽいなと思いました。もちろんそのときに生成AIに対しては、「その考え方はわかるし好きだけど、人間社会だと嫌われるよ(笑)」と伝えておきました。経験者は語る。

設定手順

基本はGoogleファミリーの攻勢が終わっていれば、Alexaアプリだけで完結してしまいます。

まずはAlexaアプリを起動して「その他」→「設定」

「プロフィールと家族」と進みます。

続いて、「カレンダー」

「アカウントの追加」

「Google」を選択

アカウントアクセスに関する許可に対しては当然許可をして、連携させるアカウントを選択します。
今回はスマートフォンでも利用中だったアカウントなので、基本は選ぶだけになっていると思います。
当然ですが、Googleファミリーに参加しているユーザーである必要があります。この辺りはどんどん続行していきます。

対象のカレンダーを聞かれますので、もちろんこれはファミリーカレンダーにします。

Alexaには妻が話しかけて予定を入力してもらうので、もちろんこの対象もファミリーカレンダーです。

追加された後はこのように表示されます。設定回りも後からこの辺りをいじることで変更できるようです。

設定はこれで完了です。

普段の運用

普段は以下のような流れで運用します。
これならカレンダー書きながら読み上げてもらうだけですし、漏れてても私がカレンダーを見ながらアレクサに指示を出すだけですので、負荷の増大はないといえるでしょう。

  1. 妻がリビングでカレンダーを見ながら、アレクサに日程と予定のタイトルを伝えます。
  2. Googleファミリーカレンダーで微調整します(必要であれば)
  3. その予定を妻と私がスマートフォンから確認します。
  4. 私はスマートフォンで直接予定をファミリーカレンダーに追加します。

以上です。

できればOutlookのファミリーカレンダーにも対応してほしいですが、Outlook側のファミリーカレンダーが人によって見え方が違ったりと、ちょっとこのあたりのブレがある感じなので、もし対応するにしても結構先になりそうですね。